【夏のファッション】ユニクロの感動パンツをオジサンっぽくなく着る
UNIQLOの感動パンツはご存知だろうか。
軽く、薄く、動きやすく、乾きやすく、家で洗えて、安い。
とにかくいろいろすごいのが感動パンツである。
今日はこの感動パンツのオシャレな履き方について書きたい。
感動パンツの感動するところ
まずは感動パンツの何が感動するポイントかというところだが、もう大体すごいんですこれ。
簡単に箇条書きにすると
- 軽い
- 涼しい
- 動きやすい
- 乾きやすい
- 安っぽくない
- 家で洗える
- 安い
これらである。上4つ、軽くて、涼しくて、動きやすくて、乾きやすい、このあたりまでは最近ではUNIQLO以外でも見かけるようになった機能なのでそこまで珍しさ、感動ポイントは高くないのだが、それに加えて下3つ、安っぽくなくて、家で洗えて、安い、というのがすごい。
軽くて涼しくてストレッチが利いていて、速乾性のある素材のパンツはいろいろあるのだが、値段が安いとモノも安っぽいもの、安っぽくないものだと値段が張るもの、そして洗濯が手洗いだったり家庭で洗えなかったりするものが結構多い。
まぁ洋服というものは素材が良ければ当然値段も高くなるものだし、高級素材=希少価値が高い(または製造コストがかかる)=デリケートだったりするので、手入れも面倒なものが多かったりするのは当然といえば当然である。
だがしかし、ユニクロの感動パンツは安いのに安っぽくない、しかも普通に洗濯機で洗える。これは本当にスゴイ。感動だ。
実際に履いてみた
実際に履いてみたらこんな感じである。
サンプル1:Instagramより
サンプル2:Instagramより
作りがビジネスでも使えるものを意識してあるので、フォーマルできれいな印象になるのがわかるかと思う。派手な柄のシャツやネクタイと合わせても、全然子供っぽくならない。これは形だけの問題ではななく、素材感、見た目が安っぽくないからこそなせる業だ。ゴイスーだ。
しかし注意点しなければならないポイントも
「よし、感動パンツ買ってこよう!」と思ってもらえれたなら、私はユニクロから一銭も頂いてないので別に幸いでもなんでもないのだが、感動パンツを履く際には注意点もあるので、そこには言及しておきたい。
上で「作りがビジネスでも使えるものを意識している」と書いたが、本当にその通り、スーツのパンツのシルエットそのままでなのがこの感動パンツである。
なので、裾の高さをビジネス丈にしてしまうと、「本当にスーツを私服てきてるオッサン」に見えてしまうのだ。
スーツと私服、仕事着と普段着は全くの別のもで、そこの区別がしっかりできていて初めてオシャレは成立すると私は思う。ここの区別がない人は実は結構多いな、と感じていて、その意識がない人は「学校の制服を腰パンなんかして着崩している中高生」みたいなガキっぽさがあったり、「スーツのジャケットをそのまま私服でも着ている無頓着野郎」みたいな野暮ったさがあったりする。
なので感動パンツを私服で履く目的で購入するのであれば、絶対に裾の長さを、9部丈〜8部丈くらい、くるぶしが見えるくらいの高さにすることを勧める。
「そんなちょっとのこと誰も見てないし、変わらんやろ。仕事と私服で兼用できる方が便利やないかい」と思うかもしれないが、その「便利」という意識が本当にオシャレから程遠いのだ。
ビジネスの場でスーツの裾が短い、所謂つんつるてんな状態は非常にブサイクで、ビジネスマナーがなってない!と思われるものだ。(スーツ仕事をしてない人にはわからないかもしれない。スーツ仕事でわからない人はきっと仕事ができない人だ)。
私服の場合その逆だ。スーツっぽいパンツを、ちゃんとくるぶし丈にしてある=スーツと私服の区別がしっかりとできている人、なわけだ。
特に女性はパンツの裾にはめちゃめちゃ敏感で、男性のパンツの丈の無頓着には直感レベルで気づいている(繁華街の女性の足もとに注目しながら歩いてみるといい。きれいな女性、オシャレな女性がビジネス丈や裾上げせずにパンツを履いていることはまずないことに気づくはずだ)し、そんな男性を「オシャレじゃない」と評していることはまず間違いない。
そして言わずもがなだが、オシャレじゃない男性は、オシャレな男性よりモテないことが多い(余談だが)。
なので、私服用の感動パンツは、必ず私服らしい丈感、仕事とは区別した裾上げを忘れてはいけない。
まとめ
とにかく感動パンツはその機能性、価格、デザインどれをとっても感動するものだ。それは間違いない。
しかし私服で履く際は、しっかりと私服としてのサイズ選びや裾上げをすることを意識しないと、「スーツ用のスラックスを私服で履いちゃう無頓着な人」になっちゃうので注意が必要だ。
インスタもやっとります。